メジャーがない!でも大丈夫!手や日用品でサイズを測る7つの裏ワザ

「この棚、あと何センチ小さかったら入るのに…」「カーテンの丈、測っておきたいけどメジャーが見当たらない…」
そんなこと、ありますよね。でも大丈夫!実は、あなたの“手”や“日常にあるもの”で、ある程度の長さをしっかり測れるんです。今回は、メジャーがなくてもサイズを測るためのちょっと便利な方法をご紹介します。

目次

手や体の一部を使って測る方法

メジャーがないときに頼れるのが、自分自身の体です。実は、体の部位はそれぞれある程度のサイズの目安になっており、日常的に使える“天然の定規”なんです。自分の体を使った測定方法を、さらに具体的にご紹介します。


手のひらの幅(約7〜8cm)

多くの成人女性の手のひら(親指を除いた横幅)は約7〜8cmほど。手を平らにして物に当てながら、何個分かを測ることで、だいたいの長さをつかむことができます。

自分の手のひら幅を事前に測ってメモしておくと、より正確に使えます。


指の長さで測る(親指・人差し指・小指)

各指の長さにも、ある程度の目安があります:

指の名称平均的な長さ(女性)よく使う場面
親指約5〜6cm短い距離の測定に便利
人差し指約6〜7cmハガキやスマホの長さの比較など
小指約4〜5cm細かいサイズ感の目安に

※個人差があるので、一度自分の指を定規で測っておくのがおすすめです。


親指と人差し指を「L字」に開いた長さ(約14〜15cm)

親指と人差し指を大きく広げて「L字型」にすると、その先端間の長さが14〜15cm前後になります。この動きは片手で測りやすく、軽く開くだけでも比較的正確です。

15cm定規の代わりとして活躍します。A5ノートの横幅と同じくらいと覚えておくと便利。


手首から肘までの長さ(約25〜30cm)

手首から肘までの距離は、30cm定規とほぼ同じ長さ。大きめの長さを測りたいときや、カーテンの幅を目安で測りたいときなどに役立ちます。

この長さは「身体のスケール」として記憶しておくと、外出先でも役立ちます。


両腕を広げた長さ(ほぼ身長)

両腕を真横に伸ばして、指先から指先までの距離は、ほぼ身長と同じ長さになります(±5cmの誤差あり)。
大きな家具や布地のサイズをざっくり確認したいときに使えます。

170cmの方なら、腕を広げた長さも約170cmということになります。


足のサイズ(靴サイズと同じ)

足の長さは、自分の靴サイズ(cm)とほぼ一致しています。23.5cmの方なら、足を一歩ずつ並べて測ることで、1歩=約23.5cmとして利用できます。

床や壁の寸法、収納スペースなど、ざっくりした長さ確認に便利


手の甲から中指先まで(約17〜19cm)

「手のひらをまっすぐ伸ばした状態」で、手首から中指の先までの長さも意外と使えます。女性であれば約17〜19cmが平均です。

ポーチや手帳、スマホケースなど「20cm未満」のアイテムとの比較にぴったりです。


まずは自分の“体定規”を測ってみよう

一度、以下のようなサイズを定規やメジャーで測ってメモしておくと、日常生活のさまざまな場面でとても便利です。

  • 手のひらの幅
  • 親指と人差し指を開いたL字の距離
  • 手首〜肘の長さ
  • 足のサイズ(裸足と靴で差が出ることも)

ノートの裏表紙やスマホのメモアプリなどに書き残しておけば、外出先でも安心です。

身近なもので代用するアイデア

「メジャーがない!」というときでも、おうちの中には意外と“使えるもの”がたくさんあります。ここでは、代用しやすいアイテムをサイズ付きでご紹介し、実際にどんな風に活用できるのかを具体的にお伝えします。


A4コピー用紙(21cm × 29.7cm)

特徴と使い方:

  • 家庭やオフィスに必ずあるアイテム。
  • 長辺(29.7cm)と短辺(21cm)を基準にして測れます。
  • 2~3枚をテープでつなげると、60cm以上も測れる!

活用シーン:

  • 家具の幅を測るとき
  • カーテンの丈の目安を測るとき

ひと工夫:

  • しっかり重ねずに並べてしまうと誤差が出やすいため、重ならないようテープでつなぐと◎

千円札(15.0cm × 7.6cm)

特徴と使い方:

  • 財布に入っている紙幣で簡単に測れる。
  • 1万円札・5千円札も同じサイズなので使い回し可能。

活用シーン:

  • 通販の商品のサイズを実感したいとき
  • 小物収納の内寸を測りたいとき

ひと工夫:

  • 折れないように定規代わりに当てて、何枚分かで測ると便利。

スマホ(iPhoneなど)

例:よく使われる機種のサイズ目安

機種名高さ(cm)幅(cm)
iPhone SE2約13.8cm約6.7cm
iPhone 13/14約14.7cm約7.1cm
iPhone Pro Max約16.1cm約7.8cm

活用シーン:

  • テーブルや引き出しの奥行き確認
  • 小物収納の幅・高さのイメージ

ひと工夫:

  • スマホケースを含めると誤差が出るので、本体のサイズで把握しておくのが理想です。

500mlペットボトル(約21〜23cm)

特徴と使い方:

  • ラベル部分の高さが約11cm、全体で約21cm前後。
  • 大きめの長さを測りたいときに重宝します。

活用シーン:

  • キッチンの棚の高さチェック
  • 本棚に収まるかの確認

ひと工夫:

  • 複数本をまっすぐ並べて、何本分かで長さを測ると使いやすい。

歯ブラシ(約18〜20cm)

特徴と使い方:

  • 一般的な歯ブラシの長さは18〜20cm。
  • コンパクトな定規代わりに最適。

活用シーン:

  • 洗面台下のスペースを測る
  • 小物トレイやコスメポーチのサイズ確認

ティッシュ箱(横23〜24cm × 高さ5〜6cm)

特徴と使い方:

  • 長方形の箱型で安定感があるため、並べて測るのに向いています。

活用シーン:

  • カウンターやテレビ台の長さ確認
  • 棚の奥行きの目安にも

コンビニおにぎり(約10cm × 10cm)

ちょっと意外ですが、三角形のコンビニおにぎりは、1辺約10cmのことが多く、「手のひらサイズ」の基準として使えます。


ボールペン(13〜15cm)

  • 文具の定番アイテム。メーカーにより長さは若干異なりますが、目安になります。
  • 商品説明書きのサイズを確認するのにぴったり。

定番グッズのサイズまとめ

アイテム名おおよその長さ
A4コピー用紙29.7cm(縦)
千円札15.0cm
iPhone SE2約13.8cm
ペットボトル約21〜23cm
ティッシュ箱約23cm(横幅)
歯ブラシ約18〜20cm
ボールペン約14cm

測るときのコツ

  • きっちり並べる・揃えることが大事:ズレると誤差が出ます。床やテーブルなど平らな場所で測りましょう。
  • 目印をつけると便利:マスキングテープや紙片を目印に使えば、繰り返し測るときもスムーズ。
  • スマホアプリと併用も◎:定規アプリや「AR測定アプリ」なら、より正確に測れます。

日用品は「代用定規」になる!

メジャーがなくても、身近なアイテムを上手に使えば困ることはありません。
いつも手元にあるものこそ、あなたの“便利な相棒”に早変わりします。

実際に使えるシーン別アイデア

メジャーがなくても“なんとかなる”瞬間って、日常に意外とたくさんあります。ここでは、暮らしの中でよくある「測りたいシーン」を例に、どんなアイテムがどう役立つか、具体的にご紹介します。


シーン① カーテンの丈・幅を確認したいとき

よくある悩み:

「引越し前でメジャーが見当たらない…」「通販でカーテンを注文したいけど、窓のサイズがわからない…」

代用品と測り方:

  • A4用紙(縦29.7cm)を縦に数枚貼って測定
  • スマホやペットボトル(高さ約21cm)を並べて幅の目安に
  • 手のひらや腕の長さを使って、ざっくり距離をとる

ワンポイント:

高さは床との隙間を含めて測りたいので、なるべく平らな壁面に沿って計測しましょう。


シーン② 家具の配置・移動を考えたいとき

よくあるお悩み:

「この棚、ソファ、ベッドが入るかどうか心配…」
「テレビボードを買う前に幅を確認したい!」

代用品と測り方:

  • ティッシュ箱(幅23〜24cm)を並べて幅をチェック
  • ペットボトルや歯ブラシで奥行きを確認
  • 床に紙テープを貼ってイメージを視覚化するのも◎

ワンポイント:

家具の「足元の空間」や「コンセント周り」など、細かい部分まで意識すると失敗しにくくなります。


シーン③ 通販やネットショップでサイズを確認したいとき

よくある悩み:

「バッグの“高さ30cm”ってどれくらい?」
「この収納ボックス、棚に入るのかな?」

代用品と測り方:

  • 千円札(15cm)を基準に「2枚分で30cm」と考える
  • スマホ(13〜16cm)を商品ページと見比べる
  • A4用紙を重ねて、サイズ感を目で確認する

ワンポイント:

レビューで「実物は思ったより小さい/大きい」という声も多いため、自分の“感覚”より「比較」が大切です。


シーン④ DIYやハンドメイドで簡単な長さを測りたいとき

よくある悩み:

「ちょっとだけ切りたい」「同じ長さにそろえたいけどメジャーがない…」

代用品と測り方:

  • 自分の指や手の幅で「定規がわり」にする
  • ボールペンやお札で定規の代用
  • 同じ型紙やアイテムを並べて“比較測定”する

ワンポイント:

紙を折って長さを均等にとる、目印を書き込むなどの「視覚化」が作業の精度をアップします。


シーン⑤ 子ども服や通園グッズのサイズ確認をしたいとき

よくある悩み:

「保育園バッグの推奨サイズ“30cm”ってどのくらい?」「制服は机にしまえるかな…?」

代用品と測り方:

  • コピー用紙+ティッシュ箱の組み合わせでおおよその確認
  • 子どもの手や靴のサイズと比較してざっくり把握

ワンポイント:

紙袋やランドセルを並べてサイズを再確認しておくと安心感が増します。


シーン⑥ 冷蔵庫やシンクなど「すき間」に物が入るか知りたいとき

✔よくある悩み:

「冷蔵庫横の10cmの隙間にラックが入るかな?」
「シンク下に収納ケースを置きたいけど、高さがギリギリ…」

代用品と測り方:

  • スマホや歯ブラシを入れてみる
  • 千円札やA4用紙を折って隙間に差し込む
  • 紙や段ボールを切って仮サイズをつくってみる

ワンポイント:

メジャーがないときほど、目で見て試す“実寸チェック”が役立ちます。


シーン別におすすめの代用品まとめ表

シーンおすすめ代用品
カーテンの丈・幅A4用紙、ペットボトル、手のひら
家具の配置ティッシュ箱、ペットボトル、腕の長さ
通販サイズのイメージ千円札、スマホ、コピー用紙
DIYや手作りボールペン、指の長さ、コピー用紙
子ども用品サイズの確認A4用紙、ティッシュ箱、子どもの靴
冷蔵庫・すき間スペーススマホ、歯ブラシ、段ボール片

アイデアと工夫で“測れない”をなくそう!

「測れないから困った!」そんなときこそ、日常にあるものを活用するチャンス。
特別な道具がなくても、アイデア次第で正確に近い測定ができるんです。
これからは「測りたいのにメジャーがない…」と焦らず、身の回りを見渡してみてください

まとめ|「測れない」を「測れる」に変える、ちょっとした工夫

「メジャーがなくて困った…」そんな経験、誰にでもありますよね。
でも、実はあなたの“手”や“家の中のちょっとしたアイテム”が、思いのほか頼りになる存在だと気づけたのではないでしょうか?




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